柳澤邸 2階建て住宅   

 柳澤家は、嘉永年間から続く世田谷区大原の旧家です。柳澤邸の屋敷地は、国登録有形文化財の小住宅を中心に2階建住宅と庭園で構成されています。

国登録有形文化財の小住宅は、戦後復興期の民芸運動を継承した伊東安兵衛設計による建築で、昭和261951)年に建てられました。そして2階建住宅は、書道家の柳澤君江により昭和361961)年に住居兼書道教室として建築されました。さらに敷地南側には回遊式庭園が広がり、現在は「大原一丁目目柳澤の杜 市民緑地」(管理・世田谷トラスト)として公開されています。

本工事では2階建て住宅についての耐震補強、劣化部の修理、保存活用改修(事務室、多目的スペース、茶室、トイレ等)を行いました。外壁塗装は調査及び資料より当初は塗装を施していなかったことが確認されたため、外壁全体の塗装を取り除き、保護塗料のみ塗布しました。

なお工事中、地域住民と区内大学生を対象に、職人を交えて歴史的建造物の保存技術等に関するワークショップを柳澤君江文化財団主催(協力・建文)で開催しました。



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一般財団法人 柳澤君江文化財団

【所在地】〒156-0041 東京都世田谷区大原1-26-1
【ホームページアドレス】  http://www.y-kimie.jp/index.html