新島抗化石建造物調査会
  「新島抗火石建造物調査会」は、新島特産の抗火石(註1)を使用した石造建築の調査研究、保存活用への協力を行なっているボランティア組織です。(代表:石井榮一)
平成11年より2年半をかけ、島内本村の石造建造物悉皆調査を行い、現状を把握。以降、建造物個別の詳細調査や保存運動を継続して行い、歴史・構法の研究を行なっています。
その活動も7年目を迎え、漸く抗火石建造物の全容が明らかとなりつつあります。保存活用の面でも、補修工事や登録文化財の申請など、目に見える形での成果が現れてきました。
褐囎カでは「新島抗火石建造物調査会」の活動を、これからも支援してゆきます。
 
 
  註1):正式名称を黒雲母流紋岩という軽石の一種。耐火性に優れることから「抗火石」の名がつきました。島ではその軽さを指して「かぶいし」とも呼びます。   
  活動の紹介  
 
平成11年 〜 13年  本村悉皆調査 
平成13年 〜  個別詳細調査(継続中) 
平成15年  前田家外便所を登録有形文化財申請(登録済み) 
平成15年  新島・黒根港待合所にて抗火石建造物写真展 
平成16年  U家石蔵補修工事 
 
 
 
  前田家外便所外観
(登録有形文化財)  
 
  K家主屋外観
  T家外蔵外観 
  Y家付属屋外観
手前から、外便所・倉庫・くさや加工場
   
  補修前U家外蔵 
 
 
  その他トップへ  トップページへ