横浜市認定歴史的建造物 旧澤野家長屋門


旧澤野家長屋門は安政2(1855)年頃の建築で、鶴見・馬場の名主を勤めた澤野家の表門です。
門の通路部分は、当時の農民階級の長屋門では許されていなかった紅弁柄で彩色され、武家との姻戚関係が推定されます。この特徴から、地元では「馬場の赤門」の呼称で親しまれています。
主屋やその他の付属屋は、火災やその後の建て替えなどを経て姿を消し、この長屋門だけが名主屋敷の面影を伝えています。
現在、旧澤野家屋敷地は「馬場赤門公園」として整備され、公園の正面に長屋門は保存されています。

公園はなだらかな勾配の広場になっており、近隣児童の遊び場となっています。
建物屋根は当初茅葺でしたが、桟瓦葺きに改築された時期を経て、平成2年に澤野氏により現在の姿に復元されました。
公園施設として整備する際に、通路部分の彩色調査を行い、当初の構法で再塗装を行ったものです。
正面左室にあたる納屋内部。活用方針により、養蚕用の床を張り、門背面に下屋をつけた明治期の形に復元しました。

横浜市立 馬場赤門門公園
所在地   横浜市鶴見区馬場2−23−15 (東横線 菊名駅から バス15分)